最近、なんだか、クルマのエンジンのかかりが悪い・・。
まだそんなに寒い訳でもないのに・・どうしたのか??
セルは回るのに、一瞬、止まってしまう・・xx
でも、もう一度、エンジンをかけ直すと
今度は、問題なくかかるんです。
あと微妙に、キーレスリモコンの調子も悪い・・?
感度が鈍くなった感じがするんです・・xx
リモコンの中のボタン電池は、まず変えてみたのですが、
特に改善した感はないんですよね。
週末、少し時間ができたので知り合いのクルマ屋さんへ
遊びに行って、症状を伝えてみると、
彼の答えは、「 バッテリーの劣化 」だろう?と。
比重まで見てくれたのですが、今のところ、一応、クリア。
でも彼が言うには、「今がギリギリ、エンジン始動できてるだけ。」
「多分、もう少し寒くなれば、電圧不足で、かからなくなるよ!」だって。
「恐らくは、6個ある電槽のうちの1つが劣化で、十分な電圧発揮をできなくなってきてる。
クルマのバッテリーは、電槽は6つに別れてて、それぞれが2Vで、6つで12Vを発生している。だから、そのうちの1つでも能力が一瞬でも落ちると、十分な電圧を得らず、今回の様なエンジンがときどきかからない状態に陥る」というのだそうだ。
きっと症状は次第に悪化して、遅かれ早かれどこかでエンジンがかからなくなる・・ということなので、出先で動けなくなったりしたら困るので、早速交換することに。
以前なら、オートバックスなどへ持ちこんで、ピットイン。
そこで、30分ほどの作業をしてもらうというものでしたが、
手間があれば、難しさはない作業なので、
自分でやってしまった方が、費用も抑えられて、いいかな。(^o^)
新しいバッテリーを買ってきて、予め用意できてれば、
作業は、30分もかからず終了できる単純作業。
工具は、レンチとドライバー程度で、あとは手袋。(ワイヤーブラシ、紙やすり)
作業は、こんな感じでした。
1.クルマのボンネットを開けて、バッテリー位置を確認。
2.プラスとマイナスの端子を適応するスパナを使ってそれぞれ外す。
ショートを避けるため、マイナス端子から外し、
端子は、接触することのない様に気をつける。
3.バッテリーを固定している金具、ステイを外す。
3.古いバッテリーをクルマから取り外す。
4.ケーブルターミナルがもし腐食している場合には、
ワイヤーブラシや紙ヤスリで磨いておく。
5.新しいバッテリーを設置。
プラス・マイナスの極性を間違えない様に注意。
6.取り付け金具・ステイでバッテリーをしっかり固定。
7.プラスケーブルを取り付ける。ショートを避け、今度は、プラス端子から取り付ける。
8.マイナスケーブルを取り付ける。
9.端子カバーを取り付けたら完了。
錆止め防止のため、グリースを塗っておくと尚良い。
バッテリー選び。
古いバッテリーと同じ品番のものを設置することが定石。
最近は、普通車でも軽自動車でも乗用車なら、汎用サイズの「40B19L(R)」が主流。
末尾のLかRは、バッテリーの搭載位置で違い、プラス・マイナス端子の位置が違うんです。
(プラス端子が左側にあるのがLで、逆にプラス端子が右側にあるのがR)
ちなみにバッテリーの形式の見方は、
例えば 「 40 B 19 L 」なら、
左二桁「40」が、性能ランク。数値が大きいほど高性能
3桁目「B」が、短側面のサイズ。AからHまであり、Aが小さく、Hが大きい。
4・5桁目「19」は、長側面のサイズ。19は、19cmを意味する。
6桁目「L」は、プラス端子が左側にあることを意味する。
なんだか、今回のバッテリートラブルで、
大分、バッテリーについて、勉強になりましたね。
マイカーを持っているなら、一度くらいは、
バッテリーのケア、挑戦してみるのもいいかもしれませんね。
あともう1つ、バッテリーの寿命について。
目安は、2~3年(平均寿命)
バッテリーのメンテとして、交換のサインは、いくつかあるので、
もしそんな症状が出たときには、バッテリー交換を検討してみると良いでしょうね。
・3年以上バッテリーを交換していない
・パワーウィンドウの開閉が遅くなった
・エンジンの掛かりが悪い
・エンジンの回転によって、ライトの明るさが違う など。
一つでも当てはまることがあれば、その改善には、
バッテリー交換を視野に入れておくと良いでしょう。
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